毎月の固定費の中でも高額になりがちな保険ですが、最近我が家でも見直しを行いました。
保険見直しの結果、月8,000円の削減につながりました。
月8,000円の削減ができれば、通信費を削減できているのと同じことで、家計へのインパクトは強大です!
保険の見直しは結婚・出産・住宅購入のタイミングなどと言われることが多いですが、早いに越したことはありません。
面倒ですが、この機会に見直しを検討してみてはいかがでしょうか?
- 家賃や食費は安い方を選ぶけど、保険については比較していない
- 万が一の場合に、どれくらい備えておけば良いのかわからない
- 見直したいけど、何から手を付けたらいいのかわからない
我が家の保険に対する考え方
保険料は最小限にして、過剰な保険は掛けない
厚すぎる保証や無駄なオプションをつけすぎてしまうと、毎月の保険料が高額になり、生活を圧迫してしまいます。
保険の支払いで今の生活が苦しくなってしまうことは絶対に避けたいことです。
我が家では保険については素人だったのでお金のプロであるフィナンシャルプランナー(FP)に相談しました。
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いざというときに必要な金額は?
自分が怪我、病気、死亡した場合に残された家族が必要な金額を知っていますか?
我が家の生活費で4人家族を想定してみます。
まず住宅費用ですが、僕が死んでしまった時には団体信用生命保険で住宅ローンはなくなるので家賃は必要ありません。
嫁ちゃんと共働きなので月に15~20万円程が保険で賄えれば、大学進学を想定しても十分でしょう。
1人目の子供が2歳、2人目が0歳のときに死んでしまうとすると、2人目の大学卒業まで22年ありますので
年間:20万円×12か月=240万円
22年間:240万円×22年=5,280万円
つまり、5,280万円が必要になります。
日本年金機構による保証
毎月年金保険を支払っている方には、遺族年金と呼ばれる保証があります。

き、聞いたこともない・・・。

勉強してみないと知る機会って少ないですよね。。
遺族年金は、国民年金または厚生年金保険の被保険者または被保険者であった方が、亡くなったときに、その方によって生計を維持されていた遺族が受けることができる年金です。
日本年金機構HP
遺族年金には遺族基礎年金と遺族厚生年金があります。
- 自営業の方は遺族基礎年金
- サラリーマンの方は遺族基礎年金と遺族厚生年金の両方
を受け取ることができます。

遺族基礎年金と遺族厚生年金の2つについて簡単に説明します!
遺族基礎年金
死亡した人に子供がいる場合、18歳になるまで受け取ることができる年金。
子供が1人の場合 年間約100万円
2人の場合 年間約123万円
3人の場合 年間約130万円
我が家の場合を想定すると、子供2人で1人目が2歳で2人目が0歳なので
123万円×16年=1,968万円
100万円×2年=200万円
の合計2,168万円を受け取ることができます。
遺族厚生年金
こちらの年金は厚生年金保険料の額に応じて支給額が変わります。
つまり、亡くなった方の収入によって受け取り額が異なるということです。
子供がいる家庭であれば
月の収入が25万円の場合 約40万円/年
30万円の場合 約55万円/年
35万円の場合 約65万円/年
我が家の場合ですと月収は30万円が近いので年間55万円が支給されます。
55万円×22年間=1,210万円
日本年金機構から受け取れる金額
遺族基礎年金 2,168万円+遺族厚生年金 1,210万円=3,378万円
我が家の場合、万が一のときには5,280万円が必要と想定しているので
5,280万円-3,378万円=1,902万円の保険があれば十分だと考えられます。

日本の保険制度って意外と手厚いんですね…。
残りの不足分を民間の保険で補っていきます。
会社保証の金額
僕の勤務先では福利厚生の一環として社員全員に生命保険が掛けられています。
月に数百円程度の掛け金で、死亡時に1,000万円を受け取ることができます。
サラリーマンの方はご自身の勤め先の保証がないか一度確認してみることをおすすめします。
これで不足分は約900万円ほどになりました。
保険会社での保証
これまでの計算だと我が家の場合は約900万円の生命保険に入っておけば問題ないことがわかります。
子供が小さいうちは嫁ちゃんが十分に働けないことも考慮して1,500~2,000万円程の生命保険に入っておけば十分でしょう。
もしこれ以上の保険をかけているのであれば、掛けすぎであると思いますので一度保険を見直してみるべきだと思います。
まとめ
保険の見直しの際には自身の家庭で今後どの程度の金額が必要になるのかを考えるのが第一歩です。
おおよその金額が分かれば、遺族年金を支給した不足額を民間の保険で補っていきましょう。
また、子供が小さい場合には必要額は多くなりますが、成長に伴ってその金額は減っていきます。
なので、今回の見直しで終わるのではなく数年後・数十年後と一定の期間ごとに保険の見直しを行っていくことが大切です!!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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