セキスイハイムが提供する全館空調システム「快適エアリー」は、家中を快適な温度と湿度に保つことで注目を集めています。
本記事では、快適エアリーの特徴、メリット・デメリット、運用コスト、そして実際のメンテナンスについて詳しく解説します。
家づくりを考えている方や、セキスイハイムの「快適エアリー」の導入を迷っている方に役立つ情報を提供します。
「快適エアリー」とは?
快適エアリーは、セキスイハイムが開発した全館空調システムです。
このシステムは以下の3つの機能を持っています。
冷暖房:家全体を均一な温度に保ち、快適な室内環境を提供します。
除湿:湿度を適切にコントロールし、カビやダニの発生を抑制します。
空気清浄:フィルターでホコリや花粉を除去し、清潔な空気を維持します。
これにより、エアコンを各部屋に設置せずとも、家全体を効率的に冷暖房することが可能です。また、美観を損なわない点も大きな魅力です。
住んでみて実感するけど、空気清浄機能かあるのは本当に快適!
室温は「暖かい」「涼しい」というより、むしろ年間を通して同じ室温って感じかな。でもこれは快適エアリーの温度設定次第で各家庭に合った温度に設定できると思う。
花粉の時期は室内にいると花粉症の症状はかなり良くなるよ。特に夜中の鼻づまりがひどい人は違いを実感すると思う!
快適エアリーのメリット
1. 温度差のない快適な住環境
家中の温度と湿度が均一に保たれるため、部屋ごとの温度差が少なく、特に冬場のヒートショック対策として有効です。
また、家族全員が同じ快適さを感じることができます。
2. 美しい室内デザイン
個別のエアコン設置が不要なため、壁や天井がすっきりとした印象に。部屋のインテリアデザインを自由に楽しめます。
3. 健康的な空気環境
快適エアリーは空気清浄機能を備えており、花粉症やアレルギーをお持ちの方にも配慮した設計です。ホコリやアレルゲンの除去が可能で、小さなお子さんや高齢者がいる家庭にも安心です。
快適エアリーのデメリット
1. 初期費用が高い
快適エアリーの導入には高額な費用が必要です。全館空調システムのため、初期投資額がエアコンの設置費用を大きく上回ることがあります。
2. 電気代が増える可能性
24時間稼働する全館空調システムのため、電気代が高くなるケースがあります。
ただし、「おでかけキープ機能」を活用するなど、運用方法次第で効率的に節約可能です。
じゅんぴ家では太陽光発電も合わせて設置してるから、真冬真夏以外は電気代はほとんどかかっていないよ!
3. メンテナンスの手間
フィルターの清掃など定期的なメンテナンスが必要です。放置すると効率が低下し、電気代の増加や空気質の悪化を招く恐れがあります。
電気代とコストパフォーマンス
実際に快適エアリーを稼働させた場合の電気代は、季節によって異なりますが、じゅんぴ家では真夏真冬で月に2万円程度、そのほかは数千円程度となっています。
(オール電化なので、使用した電力すべてを含んだ金額になっています)
年間に換算すると約十数万円程度の電気代となりますが、家全体を快適な環境に保つことを考えると、価値のある投資と考えることもできます。
さらに、「おでかけキープ」機能を利用することで、年間で数万円の節約が可能です。
電気代は高く見えるかもしれませんが、太陽光発電を設置しているので、これまでは真夏真冬以外の月の電気代収支はプラスで、年間でもプラスになっています。
快適エアリーのコストパフォーマンスは高いと思う。
メンテナンス方法
快適エアリーを長く快適に使うためには、メンテナンスが欠かせません。
1. フィルター清掃
フィルター清掃は、リモコンの「お掃除表示」が点灯したタイミングで行います。
目安として1–2週間に1回の頻度で清掃が必要です。
フィルターが目詰まりすると効率が低下するため、こまめな清掃が求められます。
2. プロによる点検
年に1度の定期点検を推奨します。専門スタッフがシステム全体を点検し、故障や不具合を未然に防ぐことが可能です。
快適エアリーはどんな人におすすめ?
快適エアリーは、以下のようなニーズを持つ方に適しています。
- 家族全員が快適に過ごせる環境を求めている
- 温度差のない家を目指している
- エアコンを隠した美しい室内デザインを重視したい
- 花粉症やアレルギーに悩んでいる
一方で、初期費用やランニングコストを気にされる方には慎重な検討が必要です。
導入前に、電気代やメンテナンスの手間を含めたトータルコストを把握しましょう。
結論
セキスイハイムの快適エアリーは、高性能な全館空調システムとして、多くの家庭に快適な住環境を提供します。
初期費用や電気代は気になる点ですが、家族全員の快適さや健康的な空気環境を考えると、長期的には価値のある投資となるでしょう。
ぜひ本記事を参考に、導入を検討してみてください。
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